M字カーブが解消されてきているというのは本当か【働く女性】(1/2)

2020年2月17日付の日本経済新聞「女性」の記事に、「大学で学び直し再就職に備える」というリカレント教育に関する記事がありました。女性の再就職を支援するために「学び直し」を提供することは、女性に「自分もできる」「学んだのだから大丈夫」という自信をつけたり、再就職のきっかけをつかめない女性に機会を提供する意味で重要だと思います。

記事の中で「M字カーブが解消されてきている」という記述がありました。

M字型カーブとは、
女性の年齢階級別の労働力率(15歳以上の人口に占める働く人の割合)をグラフで表すと、学校卒業後20歳代でピークに達し、その後、30歳代の出産・育児期に落ち込み、子育てが一段落した40歳代で再上昇する。 これをグラフに表すと、アルファベットの「M」に似た曲線を描く傾向が見られる。(ウィキペディアより)

私が大学1年生の時、金城清子先生の「法女性学」という授業がありました。その時に初めて「M字型就労」という言葉、減少を知り、愕然としたことを覚えています。そして、18歳の私はM字型にはならないと、いつかM字型カーブを解消したいと思ったものでした。

私に大きな影響を与えた金城先生の本はこちら
金城清子 「ジェンダーの法律学 第2版」 2007年

女性の年齢階級別労働力の推移(平成元年から30年)

確かに、平成元年と比べるとMの真ん中の谷が浅くなっています。

主要国の女性の年齢階級別労働力率(平成12年・29年)

総務省HPより

アメリカやイギリスと比べるとまだM字は残っているのは明白です。ただ、このままいけば改善していくのでしょうか。次の記事では、M字型就労にずっと興味と疑問を持っていた私が、思うことを書きたいと思います。

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