Global Women’s Leadership Summit 2020~女性活躍がつくりだすシアワセ(1/2)

2020年2月10日(月)に開催されたGlobal Women’s Leadership Summitに行ってきました。日経グループが主催しているイベントで、副題は「Active Women who produce happiness」となっています。詳細はこちら

ジェンダーギャップ指数2019において、日本が121位と順位を下げたことが話題となりましたが、このサミットに登壇していたエーリン・フリーゲンリング氏(駐日アイスランド大使)の「アイスランド」はなんと11年連続1位を獲得しているとのことです。サミットの前半では、エーリン大使に「ジェンダーを越えた女性活躍のかたち」としてお話を聞くというものでした。(ちなみに聞き手の木村恭子さんは大学の先輩でした。)

アイスランド、と聞いてもなかなかピンときませんが、ノルウェーの北西、北大西洋上に位置する北海道よりも少し大きな島国です。オーロラが有名なとても美しい国のようです。

北欧諸国と言えば概してジェンダー格差の少ない国、幸福度の高い国というイメージがあります。エーリン大使は、アイスランドがどのように今の状況を達成してきたかを教えてくれました。

1975年頃から、アメリカでの女性運動の高まりがアイスランドにも影響を及ぼしてきた。アイスランドがほかの国と異なったのは、女性が声を上げるときに「スト」が起こったことだといいます。女性たちは職場でも家庭でも自分たちの権利を要求して「スト」を行った。その結果、社会が女性なしでは回らないことを認識したという。文章で書くのはたやすいですが、実際に行動を起こすのは難しいことです。このストに働く女性の90%が参加したということなので、すごいムーブメントだったと思います。

その後、女性の政党(女性連盟)ができ、政治家も動かざるを得ない状況となった。女性の大統領も誕生し、彼女が多くの女性のロールモデルとなったといいます。アイスランドの女性は、変革を求めて戦い、政治を変えたのです。

エーリン大使は、「日本の今の状況は悲しい」と言っていました。「日本には何でもあるのに、こんなに豊かなのに何かが間違っていしまっている」と。社会のmindsetで苦しんでいると。エーリン大使はロールモデルの重要性を主張し、ロールモデルとして「雅子妃殿下」や「ビリーアイリッシュ」「伊藤詩織さん」を挙げていました。伊藤詩織さんについては、日本のメディアよりも海外のメディアで取り上げられていたことにも言及していました。

そして最後に、「もしも本当に何かを望めば、なんでも実行できる。将来の夢を描き努力する。公正でないなら立ち上がる。特に女性は協力して立ち上がるべき」と力強いメッセージをくれました。

私は、アイスランドという国を名前と位置程度しか知らなかったけれど、女性が歩んできた道についてはとても興味深く思いました。変革を求め戦わないと達成しない。蚊帳の外で意見を言うのではなく、当事者となることの大切さを感じました。

PAGE TOP