選択的夫婦別姓~「選択的」なのになぜ実現しないのか

国会でのヤジも記憶に新しい「選択的夫婦別姓」。私はずっと賛成の立場です。それは、「結婚によって姓を変えるべきではない」という立場なのではなく、「姓を変えるか変えないかは選択できるようにしたほうがいい」という立場です。

働く20~50代の2,000人の女性を対象にした調査(2019年)では、全年齢層で「選択的夫婦別姓」に対する「賛成」が7割を超え、全体では74.1%を占めたという。結婚を機に姓を変えるのは女性であることが多い。それにより煩雑な手続きやキャリアの断絶という弊害がある。

もちろん、手続きの煩雑さは考えただけで目を逸らしたくなる。けれども、私は「長く名乗ってきた、一緒に成長してきた名前を変える」ということに対する違和感の方が大きいです。「姓」が変わってしまったら自分が自分でなくなるような気がする。

「伝統的な家族の在り方にかかわる」とか「犯罪が増える(意味不明)」という反対論もあるようだけど、あくまで「選択的」別姓なのに、どうしてそんな議論になるのだろう。1人1人が選ぶ権利を持つだけなのに。

結婚制度も、働き方も、住まい方も、子育ての仕方も、すべて選択肢は多い方がいい。

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