「114個」の記事をアップしました 2021/03/14

マンション購入を考えている人は、一度読んだほうがいい本

マンション購入を考えている人は、一度読んで見たほうがいいと思う本です

のらえもん絶対に満足するマンション購入術 不動産のプロたちは大事なことを隠している

2020年kindle版がないのがちょっと残念です

不動産屋でも学者でもFPでもない「購入者目線」の本

筆者はマンションブロガーで、自身も湾岸のタワーマンションに住んでおりとてもネット業界では有名な方です。

この本の良さは、筆者も言っていますが、不動産業界人でもFPでも住宅雑誌編集者でもなく「消費者」目線で書かれていることです。特に初めて居住用のマンションを買おうと思っている方にはとても役に立つと思います。

ちなみに私はもともと戸建ての住宅メーカー出身で、マンションのことはあまり分からない中で、「マンションを購入している人はここを知りたいのか」と逆の勉強になりました。(現在は転職してマンションディベロッパーにいます・・・)

マンション購入の厳しい2つの条件

筆者は、マンション購入にあたって2つのルールを設けています。

ルール① フルローンで購入し、いつ売却しても残債が減るスピードより物件価値の目減りのほうが遅い物件を買う
ルール② ①の経済的条件を満たしたうえで、自分の家族の最大幸福を図る

①の条件はとても厳しいです。例えば、10年後に売却しようと思うと、ローンの残債は大体75%程度残っています。5,000万円のローンを組んだのなら、10年後の残債は3,750万円なのでそれ以上の金額で売却できることが条件、坪単価で考えると、坪単価400万円のマンションを買ったなら10年後には300万円以下になってはならないということです。もちろん10年後の価格ははっきりと分かりませんが、REINSなどで中古マンションの取引事例を確認することで大体の目安をつかむことはできます。

ルール①を満たすためには、まず人口が増加している街で買うべきだと筆者は言っています。これは私も同意します。直近のSUUMOには市区別の人口社会増減率や合計特殊出生率が分かりやすく掲載されています。(下記は23区内)

社会増減率TOP3 1位中央区(118%)、2位千代田区(115%)、3位文京区、台東区(107%)
合計特殊出生率TOP3 1位江戸川区(1.35)、2位葛飾区(1.31)、3位足立区(1.30)

ルール②については、物件選びの優先順位をしっかり考えるということに尽きると思います。家族の考え方、資金計画、そして「本当の幸せとは何か」。どんな住環境を選ぶかは、生活の質や満足度に直結します。やはり、住まうこととは生きることとニアリーイコールなのです。

この優先順位が分からないまま住まい探しをすると、ひとつひとつの物件の細かなところに目が行ってしまい、販売担当の言葉に右往左往して時間を無駄にしかねません。しっかりと「何が自分にとって大切か」を把握することから住まい探しは始まるのです。

諸費用+2~3か月分の生活費の自己資金がマスト

ルール①の「フルローン」について、筆者は「諸費用は含まない」と言っています。「諸費用を用意できないような人は購入を考えるべきではない。」とも。

私の経験上、マンション購入の諸費用(引き渡しまでに必要なもの)は少なく見積もっても200万円はかかると思います。諸費用に含まれるのは、住宅ローン手数料、保証料、登記代金、火災保険、修繕積立基金、固定資産税等精算金、印紙代等です。加えて、不動産取得税、翌年の固定資産税やエアコンなどの家電、引っ越し費用などについても計算に入れておいたほうがいいでしょう。確かにこれが用意できて、かつ2~3年分ほどの生活費を残しておくと考えて資金計画を立てたほうが良いと思います。

この本は上記の2つのルールをクリアするための方法がたくさん書かれています。マンション購入を考えている方は一度読んでおくと購入に際してのポイントが分かって役に立つこと間違いなしです。

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